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2022年05月 アーカイブ

2022年05月01日

TrueNAS CORE 12.0-U8.1 がリリースされました

より新しいバージョン TrueNAS CORE 13.0-RELEASE がリリースされました
1つ前のバージョン TrueNAS 12.0-U8 がリリースされました

新規インストールはTrueNAS 12.0 のインストール
アップデート手順はTrueNAS 12.0 へのアップデートあたり参考に。

マニュアルアップデート用のファイル TrueNAS-12.0-U8.1-manual-update.tar はhttps://download.freenas.org/から 12.0 > STABLE > U8.1 にあるみたいです。

(12未満の)以前のFreeNASからアップデートする際は、「まず11.3-U5にアップデートしてから」アップデートするように書かれています。

12.0-U8.1

  3分で読めます。

最終変更日2022-04-1415:06EDT

TrueNAS品質ライフサイクル

表は割愛。 (TrueNAS 12.0-U2 がリリースされましたを参照してください) あと、地味に TrueNAS CORE 13.0 が RC1 になってる。割愛してる表だとホームユーザーはこのあたりから乗り換えてもオーケーなことになっている。

2022年4月14日

iXsystemsはTrueNAS 12.0-U8.1の一般提供を発表できることを嬉しく思います!

システムにFreeNASがインストールされている場合は、最初にFreeNAS 11.3-U5アップデートまたはアップグレードし、その後ロールバックオプションを保持するためにシングルクリックでTrueNAS 12.0-U8にアップグレードすることをお勧めします。Web からの更新は簡単ですが、システムの zpool 機能フラグの更新は、パフォーマンスと機能の検証を終えるまで待つことをお勧めします。

TrueNAS HAシステムとサポート契約を結んでいる方は、iXsystemsサポートに連絡してスケジュールを立てることをお勧めします。サポート契約に付属する「ホワイトグローブ」サービスの一環として、システムの状態、構成を確認し、アップグレードプロセスをサポートします。

今日アップグレードしない場合でも、更新されたTrueNASドキュメントをご確認ください。これまでに寄せられたすべての貢献に非常に感謝しており、今後もより多くのユーザーからの提案をお待ちしています。

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2022年05月11日

TrueNAS CORE 13.0-RELEASE がリリースされました

より新しいバージョン TrueNAS CORE 13.0-U1 がリリースされました
TrueNAS 13.0 が RELEASE になりました。 BETAやRC1を軽く触った感じではあまりショッキングな変更はないかと思います。 とはいえ下記の新しいTrueNAS品質ライフサイクルの表(QAサイクル数が増えている)によると、それほど複雑でない一般的な使用に耐えるとのことですが、既知の問題点に記述されているような軽微な問題点に該当するような運用方法の場合2022年6月末を予定されているU1以降を待っても問題ないでしょう。 反面、TrueNAS CORE 12.0-U8.1までのバグ修正も含まれているように見受けられますので、TrueNAS CORE 12.0-U8.1までのバグに遭遇している人は行ってもいいのではないでしょうか。 なお、変更履歴は TrueNAS CORE 13.0 のドキュメントの一部としてRELEASEとRC1、BETAがリストアップされていますので、全部この記事に含めました。
特に変更点は感じないので、
新規インストールは、 TrueNAS CORE 13.0 のインストール(新しくしました)
アップデート手順はTrueNAS 12.0 へのアップデートあたり参考に。
マニュアルアップデート用のファイルへのリンクがダウンロードページに含まれるようになっているのもいいですね。

13.0リリースノート

  16分で 読めます。

ソフトウェアライフサイクル

TrueNAS品質ライフサイクル

リリース段階 完了したQAサイクル 典型的な使用法 説明
NIGHTLY 0 開発者 未完成
ALPHA 1 テスター フィールドテストはあまりありません
BETA 2 愛好家 主な機能は完了しましたが、いくつかのバグが予想されます
RC 4 ホームユーザー クリティカルでない展開に適しています
RELEASE 6 一般的な使用 それほど複雑でない展開に適しています
U1 7 ビジネスでの使用 より複雑な展開に適しています
U2+ 8 より大規模なシステム 高稼働率での展開に適しています

スケジュール

記載されているすべてのリリース日は 暫定的なものであり、変更される可能性があります。このリストの項目には、iXsystemsが内部作業を管理するために使用するすべての期限またはテストサイクルが表示されない場合があります。

進捗状況と特定の作業は、Jiraで開かれたチケットを通じて追跡されています。機能の提案やバグレポートがある場合は、Jiraアカウントを作成し、TrueNASまたはTrueCommandプロジェクトにチケットを提出してください。TrueNAS SCALEチケットはTrueNAS Jiraプロジェクトでも追跡されます。

バージョン チェックポイント 予定日
13.0-U1 コードフリーズ 2022年6月15日
13.0-U1 内部テストスプリント 2022年6月20日→6月24日
13.0-U1 タグ 2022年6月27日
13.0-U1 リリース 2022年6月28日
13.0-U2 コードフリーズ 2022年7月13日
13.0-U2 内部テストスプリント 2022年7月18日-7月19日
13.0-U2 タグ 2022年8月1日
13.0-U2 リリース 2022年8月2日

13.0-RELEASE

2022年5月10日

iXsystemsはTrueNAS13.0-RELEASEのリリースを発表できることを嬉しく思います。

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2022年05月15日

Creality Ender-3 S1 Pro を買った

IMG_1645.jpg

買っちゃった。
Ender-3 S1 のハイグレード版、
Ender-3 S1 Pro



【直営店】Creality Ender 3 S1 Pro 3Dプリンター 300°C高温印刷 4.3インチタッチパネル LEDライト フルメタルデュアルギア直接押出機 自動ベッドレベリング フィラメントセンサー 停電復帰 デュアルZ軸 低ノイズ PEIばね鋼板 日本語表記&マニュアル
販売元 Emgreat がAmazon配送の在庫があるのでそれで。

Creality Ender 3 S1 Pro をAmazonで購入

Creality 3Dの日本公式代理店らしいサンステラで買おうかとも一瞬思ったけど予約販売らしいので。(現在は在庫ありみたい)
Pergear-Japan Ender 3 S1 Proの簡単な考察
Ender 3 S1 Pro と Ender 3 S1、どちらを買うべき?
もGoogleで上位に出てくるので、ここのAmazonリンクから。
特定商取引法に基づく表示によると、Emgreat Tech Co., Ltd と表示されてて、Amazonでの販売元Emgreatの表示と一致している)

他の出品はAmazon配送じゃないし、別段安くもない。

ポイントは
・ダイレクト式エクストルーダー
(ボーデン式のAdventurer 3使ってると憧れ)
・ベルト同期のデュアルZ軸モーター
(ここまでは先行発売された Ender-3 S1 と共通っぽい)
・300℃可能なノズル
(Ender-3 S1 は260℃っぽい)
・フルメタルダイレクト式エクストルーダー
(ハッキリとわかんないけど Ender-3 S1 に比べてダイレクト式なだけでなく「フルメタル」っぽい)

あとは、
・PEIプラットフォーム
(ベッド温度を高温にしたい場合はガラスプラットフォームが必要になるらしい)
・LEDライト
(物理スイッチで任意にオンオフできるので地味に便利)
・タッチディスプレイ
位で価格差取り戻すんじゃないかと。
(無印 S1 もオプションパーツでアップグレードできるらしいし、なんなら Sprite フルメタルエクストルーダーをそれ以前のモデルに搭載してダイレクト式に変更することもできるっぽいけど、結局そこまでやるなら最初から Ender-3 S1 Pro を買えばいいじゃんっていうことらしい。現状としては改造しないで我慢できる人がコストを抑えたい場合 S1 )

Adventurer 3 だと235℃までなのと(265℃ノズルが出てるけど)、造形サイズのもうちょっと大きいのが欲しい気がちょっとした(Adventurer 3は150x150x150→Ender-3 S1 Proは220x220x270)のと、
TPUフィラメントなんかもやってみたかったのでダイレクト式は魅力。
PAナイロンなんかもできるみたいだけどフィラメント高いのでやらないかなあ。
(とはいえメインはどうせPLAなんでしょうけど)

あとは
・造形サイズが従来機と大差ない
(プラットフォームとか、部品が共用できなくなるので、サイズはサイズで別シリーズに任せた方が…)
・エンクロージャーがない
(別売りで撮影ボックスみたいなのがあるけどすごい高い)
・Wi-Fi機能がない
(別売りで「Creality Wifi Box(CWB) 」というのが存在はしてるみたいだけど、Ender-3 S1 Pro に付くのかわからないのと、手頃な入手方法がない。ぱっと見、USB接続でWi-Fiで受け取ったGcodeを流し込んだりするのかなあ、と。他には OctoPrint などで3Dプリンターをクラスター化できるらしいのでそういうアプローチもありかも?ただラズパイ高いんですよね…)
ってとこだけど値段に反映されるなら要らないか、と。
エンクロージャーはプラスチックで後付けできるようなカバーが別売りされてればいいんだけど。
Creality Ender 3 S1/Pro Enclosure Kit っていうすごい立派なの見つけた。

無改造のまま PLA でたくさん出力するだけなら S1 でもコストパフォーマンスの面では優秀だけど、アレとかコレとか改造したり部品を交換したりするなら S1 Pro の方が良さそう。特にPEIプラットフォームは使い勝手がいいので差が大きいかと。

またもうちょっと大型が出したいとか、エンクロージャーがというのならその分のお金は出せるでしょうし、設置スペースもあるのでしょうから Sermoon D1 とかでも。

あとはダイレクトエクストルーダーじゃなくてもよくて、そもそも価格だけが問題なら Ender-3 無印なら3台買えます。

Creality がイヤな人はライバル機としては ANYCUBIC Kobra が S1 相当な感じ、Prusa i3 MK3S+ はキットで10万近くして、Prusa Research からの発送で2~3週間待ち、というところでしょうか。(その後13万に価格改定されましたね。別グレードと言っていいのでは)

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2022年05月17日

3Dプリンター フィラメント PLA の選び方

中華3Dプリンター HopeWant 3D Printer (IUSE IUM1)…とはいえみんな中国製か。

Flashforge Adventurer 3

Creality Ender-3 S1 Pro

と来てる3Dプリンター経歴ですが、
(並行して出力するために同機種が複数台欲しいのはスペース的に我慢)
使用するフィラメントについてちょっとまとめて置こうかな、と


全10種類!格安PLAフィラメントざっくりレビュー

という動画を見かけたので思いました。

この動画の方と同様に、
「基本的には安いPLAフィラメント」
で、
「使用したい色で調達したり、目的に合わせてたまに素材を変える」
って感じです。
(選び方というのか)

Fusion 360 でモデリングしているときなどは、画面でチェックしても実際印刷すると「アレ?」みたいな一瞬でわかるミスしてたりするので、安いフィラメントで設計を確認したりすることもよくあります。
(どっちにしろそこそこ印刷時間がかかるので時間コストの方が大きい気もするけど)

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Ender-3 S1 Pro 用フィラメントスプールアタッチメントを作る

Creality Ender-3 S1 Pro を買いましたが、真ん中に棒を通してフィラメントのスプールをぶら下げるタイプは内径を調整するアタッチメントを作りたくなる。

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2022年05月25日

203 (Probing Failed) Ender-3 S1 Pro

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Ender-3 S1 Pro でオートレベリングを実行しようとすると、ヘッドが右手前に来てレベリングをしようとして下がった途端、

203 (Probing Failed)

といって、オートレベリングの最初の動作に戻る様な感じのループに入るようになってしまった。

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Creality Slicer でスライスして Ender-3 S1 Pro に出力する

Creality Slicer
が Ender-3 S1 Pro の SDカードに同梱されているスライサソフトで、
Ultimaker Cura のカスタム版ッぽいんだけど、
だからこそなのか使い方の紹介がない。
(Ultimaker Cura 使える人はなんとなく使えるんだろうけど、そうすると結局 Cura に行っちゃうのかなあ、と。メニューとかの構成や使い方などはほぼほぼ一緒なので、 Cura でできる事はだいたい Creality Slicer でも同様にできる。元になるバージョンが少し古めになるせいか、たまにCuraにあるメニューがなかったりするといったような細かな差はあるけど)
とはいえせっかく SDカードに同梱されているのだから、試しに使ってみるか、という話。

Creality Download から
Ender-3 S1 Pro を選択すると、Windows版とMac版があるみたい。

SDカードには英語版のマニュアルがついてるけど、ほとんど機能の羅列。
本記事は最後の数ページに「4. Basic Process of Slicer Software」としてちょろっと書かれててる部分に相当する感じ。
(なお Creality Slicer 4.8.2 のヘルプ>Download Document はリンク切れ。Creality のページのどっかからダウンロードできるのかと思ったけど見当たらない。サイト内もちょこちょこリンク切れが見受けられる)

以降Windows版。

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2022年05月28日

Ender-3 S1 Pro のレベリング設定

マニュアルによると、

6. 自動整準機能
設定→レベリング→自動レベリング
スタート
(自動レベリング終了後)
補助レベリングでZ軸補正値を設定

7. 補助整準機能
(CR Touch の整準機能は、プラットフォームの傾きが2mmを超えると失敗します。この場合は、補助整準をご使用ください。)
設定→レベリング→補助レベリング
①②③④⑤を順に選択
温床下部のつまみを回して、ノズルを印刷台の四隅に移動させ、ノズルと印刷台のすき間がほぼA4用紙の厚さ(0.08mm~0.1mm)になるようにします。四隅が水平になっていることを確認します。

と説明されているんだけど、これだけでは調整がうまくいく気がしないので我流。

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2022年05月29日

PrusaSlicer でスライスして Ender-3 S1 Pro に出力する


PrusaSlicerでEnderの3Dプリンターを使う方法Session.2-2
という動画を見かけて、
見てたら
Ultimaker Cura は Ver. 5.0.0 でも Ender-3 S1 が含まれていないのに(V2もなかった)、
PrusaSlicer には Ender-3 S1 が含まれていることに気づいたので試してみました。(「ALPHA」って書いてあるけど)

ender3s1_prusaslicer_02.png
PrusaSlicer | Original Prusa 3D printers directly from Josef Prusa

https://www.prusa3d.com/page/prusaslicer_424/

から
Windows PrusaSlicer Standalone
(PrusaSlicer_Win_standalone_2.4.2.exe)
をダウンロードしてインストール。
インストールはデフォルトから特に変更せず。
experimental(=実験的)とは書いてありますが、特に問題はなさそう。

(GitHub からダウンロードしてくる場合は以下。正式版より新しいバージョンを試したいときとか、あえて古いバージョンを使う必要があるときとか)
上記からリンクされている Full release log and the latest unstable builds on Github から
希望のバージョンの Assets の中にある
例えば PrusaSlicer 2.4.2 なら
PrusaSlicer-2.4.2+win64-202204251110.zip (Windows 64ビット版の場合)
をダウンロードしてきて展開、
インストーラーとかないみたいなので、
prusa-slicer
を実行。

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