会社日記 きりしまの日記会社(で書いてる)分。 鳥繁.COM KIRISHIMA ONLINE 2001
2001年7月1日(日) |
富士スピードウェイのドゥカティコルセ(ドゥカティのワークスブランドかな)の走行会にショップの人たちと参加。朝6時にショップに集合して、6時半ごろ出発。
まー、この走行会への参加は、弟が行くって言ってたので、一度くらいサーキット走ってもいいかな、と思って決めました。別にサーキット走行にそんなに興味がある、というほどでもないと思っているので。
イベント自体は、ドゥカティのイベントで、それに、ショップが参加しているという感じです。
朝6時にショップに集合して、自走で富士スピードウェイへ。穴川で高速に乗って、料金所の奥で並んで待ってると、「海老名SAわかりますよね?
次の集合は海老名SAで、そこまではフリー走行で」なんじゃそら(笑)。ここはまだ京葉道路でも東関東自動車道でも選択できる場所なのに。ま、いいですけどね。
東京料金所までは一気走り。東京料金所で、リアタイヤがオイルでテカテカの916が。今回はギャラリー参加を決め込んでいる人のもののようです。
「エンジンの調子はよかったんだけどねえ」
この人のバイクは、いっつもこんな感じらしいです。リタイヤ(笑)。ショップの人の車を待って乗せてもらうみたいです。
で、海老名に着いたら着いたで、
「次は、御殿場で降りたところで給油して富士スピードウェイに向かいます。
そこまではフリー走行で」この辺のイージーさというかアバウトさがこのショップの持ち味か(笑)。
まー、180km/h位で巡航されても疲れるしねえ。つまり、常連になったら、絶対にショップに集合しないで、電話連絡で適当に合流しそーな流れだ。あと、海老名では、クラウザー・ドマーニ(あの、「ああっ女神さまっ」の千尋先輩の乗ってるヤツです)を発見。うろうろと見学(笑)。というかいい資料無し。
御殿場インターを降りて給油&朝飯。今回は昼頃の走行予定なので、飯はいま食っておかないと終わるまで食えないらしい(笑)。10時前に富士スピードウェイ到着(MPEG1 2.9MB) 。
入り口にさっき海老名で見かけたクラウザー・ドマーニ(MPEG1 7.7MB)が来てる。ガイジンのオッサンがハンディカムで周囲のバイクを撮りまくって、ゆうゆうと乗って帰っていった…。このヒマ人め。
で、なんか参加受付でステッカーもらって、バイクのフロントフェンダーに貼るそうだ。ちゃちいぜ。これはちとバイクの戦歴として貼っておくにはしのびない品質。
中にはいる。暑い。超炎天下でバイクを並べて待機。30分位するとブリーフィングがあるので、ブリーフィングルームへ集まるように言われる。途中別のレースのレースクイーンの後ろ姿を撮影(MPEG1 1.4MB)。
ドゥカティ・モンスターミーティングと炎の走行会という2つの走行会が同日開催らしい。説明会では、所長のなんとかというおじさんが説明をしていたが、よくわからない。毎回してるんだろうから、手慣れたトークを期待するのは間違いでしょうか(反語)。まー、覚えることは、黄色い旗が出てたら注意。赤い旗が出てたら流して終了。チェッカーフラッグが出てたら1週流して終了、自信のない人はコースの右側に張り付いて走る、ということでしょうか?へたっぴいはおとなしく走ってればうまい人が抜いてくれます、というか、うまく抜けない人は抜く資格なし、とのこと。
それからバイクの準備(といっても、今回はかなりフランクな走行会で、ライト・ウインカー・ミラー類をテーピングすればOKらしい。ブリーフィング中にショップの人がやって置いてくれました)をして、待ちます。炎天下100台以上(きりしま推定)のバイクが列をなして待機しているのは壮観です。
待ちに待ってピットロードへ入ります。ここで、「かっ飛ばしたい経験者」「ほどほどに流したい経験者」「口出しされたくない初心者」「手取り足取りされたい初心者」にクラス分けしてコースイン。まー、サーキット初めてなので、一番下のクラスで参加。スゲー怖い。何が怖いって、フォーメーションランをするクラスなんだけど、2台前を走る600Fに乗るケツのデカイ女の子。まー、この辺で、先導車から15台くらいは後ろだと思うので、先導車のライン取り・スピードは全くと言っていいほど伝わってきません。だから、加速もいきなりバーッと車間があくし、止まるときは魂の縮み上がるハードブレーキング。富士スピードウェイのストレートはかなり車速が乗るらしいのですが、なんかストレートの真ん中辺で減速してるので、つっこみそうになるし。途中で私の1台前のバイクは隊列を抜けてどっかに行っちゃってさらに怖さ倍増(笑)。
んで、19分過ぎたあたりでコースの真ん中で1台クラッシュの上走行中止。
1時間くらい休憩のあとに2回目の走行。この間に、モンスターミーティングと炎の走行会が走った模様。なんか、数が全然違って走りやすそう。我々の時は、MCコーナーで渋滞していました(笑)。
2回目の走行は先導なく、順次コースインしてフリー走行。さっきの周回でコースは覚えたので軽く流すつもりで走り始める。ビビりポイントは3つ(笑)。第一コーナー、MCコーナー、ダンロップコーナー。何がビビるってブレーキですね。早い人はブレーキが断然遅いというか、かなりコーナーが近くなってからブレーキングするまで、猛烈なスピードを乗せてつっこんでいって、ガツン、と減速してクイッと曲がっていくのですが、これがどこまでスピード乗せてつっこんでいいものやらまったく不明。少しずつ遅らせてハードブレーキにしてみましたが、リアタイヤは泣いてるし、終盤なんかヌルッと滑ったりしてかなり怖かったです。
ストレートで最高速トライのようなことをしてみましたが、最終コーナーを140km/h位で抜けてきて(コケてもよければ160km/h位は軽くのせて出てこられそう…20km/hは安全マージンだと思ってください)、全開で加速、といっても、私のドカ(ss900)はメーター上にレッドゾーンがなくても、9000rpmがMaxと言われているので、8000rpmを超えるあたりでシフトアップ。180km/hからスピードの伸びがマイルドになって、ぐんぐん看板が近づいてきます。「☆fuji☆speedway☆」とかなってる看板のところからエンブレ始めれば、フツーに第一コーナーに侵入できるらしいので、そこまで加速するのですが、看板の近づく方が早くて、210km/h(メーター読み)で終わりました。
タイヤは暑いせいか表面だいぶ溶けてました。サーキット走行を本格的に始める気になったかというと全然そんなことなくて、ただ、バイクがちょっと身近になったかな?っていう感じはします。あと、エンジンをたまには回してやった方がいいと思うので、そう言うつもりでサーキット走行に参加するのはいいかもしれません。
で、走行会終了後、ショップの人たちは、なんか駐車場でやってるイベントにテント出しててその下でビール飲んだりダベったりしていたもようです。炎天下でもはやグロッキーで、個人的に昼寝。5時頃になってようやく帰途に。
海老名SAで
「じゃ、今日はここで解散にしますので、お気をつけて帰ってください」
うう。じゃ、渋滞の始まる前にそそくさと帰ればよかった。
(C) 2001, Kirishima Rei