Lepy LP-2024A+ (TAA2008搭載) を改造する

DSC01836.jpg

先日買ってみたLepy LP-2024A+ が案外いい音がするので、コストの都合で安物を採用されているパーツをグレードアップすることでより性能を高められるのなら、とついつい改造が気になってしまいます。1つ100円もしないパーツをいくつかハンダ付けし直すだけですから。

改造前提なところもあるような気がします。


参考にしたのはこちら。

デジタルアンプLepy(旧Lepai) LP-2024A+の改造:craftな毎日:So-netブログ

Lepy LP-2024A+ の改造といったら、どの記事でもこの方のブログが出てくるくらい有名。
どこの何用のパーツをどんな意図で交換するかが書かれています。
こちらを参考に改造されているブログも結構あるのですが、そちらになると微妙にどれを何に交換したのか分からなかったり、元々パーツは同一だったのか、一つ一つの効果はどうだったのか分からなかったりします。反面、手順などが細かく記載されているところもあったりしますので、参考にはなりますが。

部品は秋葉原の
千石電商

秋月電子
あたりで揃うっぽい
(あんまり揃わなかったので、共立エレショップで通販したパーツの方が多い)
中学生の頃は、拾ってきたアンプの電解コンデンサなどを交換して修理して使ってたなあ。知識がないので、トランジスタなどは直せなかったけど。懐かしく思い出します。
久しくこういうパーツは手にしてなかったかも。

記事からポイントを読み取って、改造箇所を考える。
片っ端からオーディオグレードのコンデンサに載せ替えてる人もいるけど、もともと格安中華アンプなので、全部交換するんじゃなくて説明を読んで効果の大きいポイントだけにできないかなと考える。部品代は大したことないんだけど、作業の手間と、効果が体感できるかどうかを考えると、片っ端から交換すればいいというものではない気がする。

しかも手元のモデルは表面実装になっている部品が多く、TA2024と思われるチップも二回りぐらい小柄なのが搭載されているし(TAA2008だった)、OPアンプも表面実装だ。

さすが中華アンプ、日々進歩というか型番が同じで中身が別物でも気にしないというか。
日本ならこれだけ違う場合はマイナーチェンジ版とか、基板リニューアルとかを前面に押し出して別の商品として売ったりするんじゃないかなあ、と思うくらい。

先ほどのブログの記事と照らしあわせながら確認して、比較用にもう1台調達してから作業する。2台を交互に改造しながら、効果を体感できるか確認していく。

DSC01835.jpg

どの改造でもマストと言われている、入力部のカップリングコンデンサ。ここの容量が少なかったり、質が悪かったりすると、大元だけに音質への影響は大きいみたい。
先人の知恵に倣って、パナソニックのOS-CON 16V 39μFに交換する。
注:OS-CONは漏れ電流があるからカップリングコンデンサには使っちゃいけないらしい。電解コンデンサに後日変えてみる。
導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ (OS-CON)の商品カタログの使用禁止回路

もともとついてる部品は表面実装だけど、はがすとリード線を差し込む穴がある。
調達部品の仕様が変わるのを織り込み済みの設計なのかな。

入力部で、低域をフィルタしているカット周波数が下に拡大されることで、低域が出るようになるらしい。
聞き比べると、明らかに低域が充実する。

左右のゲイン差は測定できないので放置。


DSC01837.jpg

つぎ、おまじないの電源部のスパークキラーと電源平滑用のコンデンサ交換。

スパークキラーは共立エレショップで取り扱いのあった
岡谷電機産業 AU1201
スイッチの端子に取り付けることでスイッチ切り替え時のスパークを防止して接点保護すると思うので、効果は体感できなくていいとする。ACアダプターのプラグさすときにスパークしてるのが何度か見えたので気休めに。
(結構スペース苦しいので、千石電商で扱ってるルビコンのスパークキラーの方が小さくて使いやすいかも)

電源平滑用のコンデンサは
FWシリーズの3300μFを使っているらしい。ギリギリ高さが収まる。
秋月電子でニチコンのオーディオグレードの16Vで容量の大きいのがあるのは、FWとKA。
FWはFine Goldの流れをくむらしい。

KAのほうが高級らしいんだけど、同じ容量だと、KAの方が細い。
電解コンデンサは同じ容量なら大きい方が偉いんじゃないのか。

もともと搭載されていたのが3300μFだったので、
千石電商で入手した Fine Gold 16V 4700μF
を搭載。
パッケージが金色なのもある。
(なぜか千石電商はFWシリーズはなくて、Fine Gold の在庫がある。見落としてるのかも知れないけど)

とはいえ、FWシリーズ 3300μFと違って高さが入らないので、他の方もやってる傾けて実装。
(傾ける前提なら、KAなら6800μFなんかも入りそう)

聞き比べると、全域での情報量が増える感じ。

ブログでは電源部から取り外した2200μFを、ICの電源(かな?)に再利用してるけどとりあえずそのまま。
ICの電源のコンデンサの容量を大きくすると、電源オン時にスピーカー出力を3秒ほどミュートしてるんだけど、充電が間に合わなくで、ミュート時間を延ばさないとポップノイズが発生するのかもしれない。


オペアンプとICとのカップリングコンデンサと、出力のLPF部は部品構成が違うので見送り。

オペアンプとICとのカップリングコンデンサは
普通のコンデンサと、フィルムコンデンサっぽいのが使われているような気がする。
(それぞれの容量は外さないと読み取れないので不明)

LPF部は
TAA2008 Datasheet (PDF) - Tripath Technology Inc.
データシート見る限りだと、TAA2008も8Ω用だと
0.22μF×3と0.01μFで構成するみたいだけど、使われてるのがどうか見た目で分からない。
外せばわかるのかもしれないけど。

インダクタは参考にしてるブログでも交換してないのでそのまま。

あと、秋月電子であんまりパーツを調達できなかったので、ACアダプターを交換。
秋月電子の店頭では、3種類の12V5AのACアダプターがあった。
違いは長寿命かどうかって表現で選択に困る。

ググって

GF65I-US1250 1850円
日本製電解コンデンサー採用!スイッチングACアダプターの寿命に大きく影響する電解コンデンサーに日本製(ルビコンTXW(10000h) YXF(5000h) YXG(5000h) ZLH(6000h)シリーズ)を採用しました。
DC12V出力、最大5Aの大容量ACアダプターです。
生産終了品のSTD1205の後継品になります。

ちょっとアダプター部が大きい。
これだけプラグ端子が円筒タイプらしい。
ノイズ少なくていいらしい。フェライト使ってないのはそのためか?
プラグ側のコードが安っぽい

ATS065-P120 12V/5A 1800円
日本メーカー(日本ケミコン、ニチコン、ルビコン)の電解コンデンサー(105℃耐久4000時間以上の高信頼品)を採用

プラグ側にフェライトが採用されている。
外観上はこれが一番好み。

の2つを買ってみた。

AD-A120P500 1700円
UMEのスイッチングACアダプターです。

UMEがどうなのか知らない…。アダプター部が一番小さくて、ACコードも2Pなので、コンパクト。
上2機種よりは見劣りする。

は回避。

交換してみると、2つとも付属のLepy専用12V5Aアダプターより華やかな音がする。
(スペックは同一だと思うんだけど、Lepy専用はスペック通りの出力じゃないのかな? ノイズの違いはわからない)
2つの違いもよくわからないけど、GF65I-US1250の円筒タイプのプラグは差し心地がいい。

LEDはチップタイプで面倒なので交換しない。音に関係ないしね。

DSC01836.jpg

ここまでの全景。

Lepy LP-2024A+ を改造する(2) オペアンプ交換

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://kirishima.it/mt/mt-tb.cgi/1612

コメントを投稿

( TypeKey にサインインせずにコメントされる場合は、オーナーが承認するまでコメントが表示されません。 他のMovableType系でも使えますので、TypeKey の取得を絶賛推奨します。)

About

2017年09月13日 10:30に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「Alpinestars ANDES 2」です。

次の投稿は「Lepy LP-2024A+ (TAA2008搭載) を改造する(2) オペアンプ交換」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35
Powered by 鳥繁・COM