TypeKey認証サービス

MovableType 3.0では、TypeKeyという仕組みをもって、コメントスパム対策がされるようです。

ユーザーはTypeKeyサーバーに登録して、MovableTypeにコメントする際は、TypeKeyサーバーに認証してもらう、ということらしい。

詳しい説明にはまだ目を通していないので、それに目を通してから、再度加筆しようと思います。

NDO::Weblog: TypeKey Overview

Clipper's Memorize No Future.: TypeKey!


ざっと目を通したところ、

MovableType3.0で、このサービスを利用できるようになると、下記のようなコメントに対するポリシーを選択できるようになるようです。

1.電子メールアドレスによる認証を経たTypeKeyによって認証されたコメントだけを受け入れます
2.TypeKeyによって認証されたコメントだけを受け入れます
3.TypeKeyによって認証され、そして承認されたコメントだけを受け入れます
4.TypeKey によって認証されたコメントを受け入れます
5.承認されたコメントのみ受け入れます
6.承認せずにコメントを受け入れます
7.匿名のコメントも受け入れます

現在のMovableTypeはこのうち、6番と7番のみ対応できている、ということです。
実際のこの認証の仕組みは、

TypeKey自体のアカウントで証明されるアカウントの妥当性が、
メールで認証されたものと、そうでないものの2つあり、
そのアカウントに対して、ウェブログごとに、
コメントを承認したり、拒否したりすることができる、
ということですね。

上記の1~4のポリシーで運用されているMovableTypeに対し、
コメントスパムを実行するためには、TypeKeyのアカウントを自動で複数取得しながら
コメントをする必要があり、なおかつ、管理者が承認しなければならない、
というわけですね。

ちゃんとしたコメンターはきちんと認証を受けてコメントすることで、
ウェブログの管理者から、コメントの投稿を受け付けるというリストに入れてもらえれば、
従来通り、コメントすると即コメントが表示されるようにできるというわけですね。

しかも、あちこちのウェブログで通しで通用する共通パスみたいなのがもてるという。

管理者は新しいIDを持つコメンターの処理だけしていればいいということになるわけですが、
自動でID取得をするコメントスパムがでた場合はやっぱり面倒なことになりそうな気がします。

と、コメントスパム中心の解釈をして来たわけですが、このIDを軸にある種のソーシャルネットワークを構築してしまおうじゃないかっていうアイデアが控えているらしいです。

常連でイカしたコメントをするコメンターのコメント履歴をたどって、ウェブログのコメントから別のウェブログのコメントへつながっていく、そんなイメージが見えます。

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2004年04月12日 13:29に投稿されたエントリーのページです。

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